2012年04月24日
イヌを飼うことの本当の幸せとは・・・
脚本家の三谷幸喜さんが、朝日新聞の自身の連載コラムで、女優の大楠
道代さんから言われたというエピソードについて記していた。
三谷さんが飼っている12歳のラブラドールレトリーバーの加減を問われ
た時に、彼女はこう言ったそうだ。
「イヌを飼うことの本当の幸せは、そのイヌが年老いて歩けなくなって
から訪れる。老犬介護は大変だが、それによってイヌと飼い主は心が
一つになり、イヌたちが安らかにこの世を去った時、本当にこの子と
一緒に暮らすことが出来て良かったとしみじみ思うことになる」
昔から比べると小型犬の寿命は飛躍的に延び15歳程度となった。人間の
平均寿命と比較すれば、イヌは僕らよりも6倍の速さで人生を生きてい
ることになる。
我が家で飼っているミニチュアダックスフントのレオは、今年の12月で
8歳になる。時間の体感速度は違えど、彼と僕はそれぞれの人生におい
て、今まさに同じ場所、折り返し地点に立っているのだ。
しかし、ここから先はあっという間に逆転されてしまう。
人間の1日は彼らにしてみれば1週間であって、僕の人生を背後から、
矢のような速さで追い越してゆく。
「ニンゲンは何てのんびりと人生を生きているのダロウ」と、彼の眼に
は映っているだろうか・・
そんなことを考えていたらふと、ルーマニアのこんな伝説を思い出した。
【天の神が生き物たちを招集し、その寿命と暮らしを定めた。
人間は、世界の王として君臨し30歳と決められたが、短いと不満を持
った。次に、常に重荷を負って50歳と宣告されたロバが、「どうか20
年差し引いて頂きたい」と言うのを聞いた人間が、その20年をもらい
受けた。次にイヌが呼ばれた。主人である人間の家や財産を守って40
年と聞いて震え上がり、半分にしてくださいと言うので、また人間が
それをもらう。さらには、60歳とされたサルの半分も得て、人の寿命
は100歳と決まった。】
高齢まで生きるということは、人間同様介護が必要になることもある。
足腰が弱り、白内障で目が見えなくなり、痴呆が襲い寝たきりになるこ
とだってあろう。
大楠さんの言われているようなことが、そんなに遠くない未来で我が家
にも起こりうるのだ。
ただ、そのことばかりを考えていても明日は生きられない。
始まりがあれば、いつか必ず終わりがある。悔いのない充実した毎日を
過ごすことこそが、大切な家族である彼への最大限の謝意なのだろう。
その先に待っているものが、幸せな最期であると信じたい。
中年同士、人生を悔いなく楽しもうな!

2012年04月18日
ネットショップのもう一つのサービス
先日楽天のあるショップで、
オフィスの備品を2点購入しました。
到着した商品の同梱物として入っていたのは、
ショップカード一枚のみ。
「あれ?納品書がない・・・」
カード決済をしていたので、
カードの利用明細が税務署で認められている
会計法規上正式な領収書になるのは分かっています。
ただカードの明細書には何を買ったかの
記載がないため、やはり納品書は必要です。
そこで購入したショップにメールで問い合わせると
目を疑いたくなるような回答が・・
「当店ではエコの取り組みとして、
3点以上お買い上げのお客様より
お買い上げ明細書を発行させて頂いております」
え?エコのため?
そんなことどこにも書いてなかったよ。
しかもエコの使い方間違ってない?
(それとも間違っているのは僕の方?)
ということは、この店では1万円の商品を
1点買っても納品書は付かないということか(苦笑)
受注確認メールをコピーしてカード明細書に
添付するというやり方は確かにあるのですが、
ネットショップ運営のプロフェッショナルとして、
この対応には大いに疑問を感じました。
というか、「3点以上」という根拠も分かりません。
もしかしたら僕が2点買ってクレームを付けた
言い訳として3点からとしたのでしょうか・・
無論このショップで買い物をすることは
2度とないでしょう。
クレジットカード会社などでもオンライン明細が
主流になってきています。
ただそれは顧客の同意が大前提にあります。
今回の店も、予め納品書のことをHP上で
明確に表記する必要がありました。
その上で、PDFなどで顧客が必要に応じて印刷できるような
仕組みがあれば良かったのではないでしょうか。
みなさま、インターネットでお買い物をする時は
納品書(お買い上げ明細書)は必ずもらいましょう。(^^;)
2011年11月16日
タフな人生を歩む男。
かつてNFL(米国のアメリカンフットボールのプロリーグ)の
チーム、デトロイト・ライオンズのオフェンス・ラインマンに、
マイク・アトリーという選手がいた。1989年にドラフト3順目
で指名された選手だ。
彼はオフェンスラインのガード(G)というポジションだった。
ガードは、センター(最初にボールをスナップする人)の隣
に位置し、身長190cm、体重120キロもあるような屈強な
相手ディフェンス陣の突進を止めるためのパワーはもちろ
んのこと、ランプレイの際にはリードブロックをするための
スピードも兼ね備えた能力が要求される。
彼は、入団3年目の1991年から本格的なレギュラーとなった。
しかし、同年11月17日の試合で頸椎損傷の大けがを負って
しまったのだ。
ボクがNFLを本格的に見始めた年だっただけに、相当なショッ
クを受けたことを今でも忘れない。
彼は、首を固定されて担架に乗せられた際に右手の親指を
立てる仕草(英語でthumbs up=サムズアップ)をして、ファン
とチームメイトに対して「僕は大丈夫だから」と言い残し、スタ
ジアムを後にした。
のちに分かったことだが、レントゲンを見た医師の所見では
彼の頸椎の損傷は広範囲にわたっていて、通常ならば
四肢麻痺(quadriplegic)となっている損傷であった。
つまりあの時、本来ならサムズアップなど出来るわけが
なかったのだ。
その年に彼は、彼自身と彼の代理人により、事故など
で脊椎を損傷した人たちを救うための『マイク・アトリー基金』を
設立する。そしてあの日、スタジアムでファンと同僚に
見せたサムズアップが基金のロゴマークとなった。
明日、2011年11月17日、あの事故からちょうど20年になる。
彼はその後、自身の努力による懸命なリハビリと、奇跡という
ほんのわずかなエッセンスを神から授けられ、上半身の機能
を回復させた。
46歳になる今でも現役時代を上回るほどの屈強な上半身を
キープしながら自転車、スキー、ジェットスキー、スキューバ
ダイビング、スカイダイビング、アーチェリー・・と、あらゆる
スポーツに挑戦し続けている。
人の一生において、予期せぬ事態に陥って慌てふためく時、
絶望の淵に追い込まれた時、先が見えずにしんどいなぁ、
辛いなぁと思った時、自分自身の魂のタフさこそが、自らの
人生を救ってくれる重要な要素の一つなのだと痛感する。
しかし、全ての人が精神的な強さを持ち合わせているという
わけではない。
こんなことを書いている僕だって、気持ちが負けてしまい、
楽な道を選んでしまうことを繰り返す一人なのだ。
でもマイクのように、力強く人生を歩んでいる人間の生き方を
20年間ずっと、頭の片隅のヒキダシに大事にしまいながら、
時々思い起こすことでどれだけ救われてきたことか・・・
そして、少しずつだけれど、タフになっている自分がココにいる。
さぁ、年末商戦がいよいよ始まった。
ラストスパートだ。
悔いのない一年にするために、大晦日まで全力で走り抜けます!
マイクの屈強な肉体をご覧ください・・・
Mike Utley Foundation(マイク・アトリー基金)



